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GSh-6-30(Gryazev-Shipunov 6-30:)は、ソビエト連邦が開発した口径30mmの機力作動式ガトリング砲である。 航空機関砲の他、艦載兵器の備砲として用いられている。 == 概要 == GSh-6-23と同様の構造の6砲身ガトリング砲で、開発は1970年代初頭に行われ、実戦配備は1975年である。 多くのアメリカ合衆国製機力ガトリング砲と異なり、電気動作式ではなく、ガス動作式を採用している。これは、銃身の最大射撃レートでの始動を迅速化し、短時間でより多くの弾丸を敵機に射撃するためである。点火は、より小さいGSh-6-23と同様に電気式である。 搭載機の代表はMiG-27であるが、後述の経緯から巨大な反動を吸収するためMiG-27では砲を斜めに取り付けている。Su-25Tの試作型にも搭載が試みられたが、振動とそれによって発生する問題を解決できず、最終的には元のGSh-30-2に戻されている。 当砲は、海軍のAK-630 CIWSに用いられるAO-18機関砲のベースにもなった〔The Soviet GSh-6-30 aircraft cannon 〕。また、世界初の複合CIWSであるカシュタンにもこの機関砲が装備されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GSh-6-30 (機関砲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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